どうも、管理人です。
最近、リモートワークしたいという意見を至るところで見かけるようになりました。
リモートワーク自体は凄く良いものでどんどん導入していくべきだと思いますが、良い部分だけに着目しがちなのでは?と少し不安になる時があります。
実際にフルリモートで国内、国外問わず働いている僕が感じたメリット、デメリットを紹介し、自身に本当にリモートワークは必要または合うのかどうかの判断の助けになればと思います。
リモートワークのメリット
通勤の手間がない
リモートワークでは、よくこの部分がメリットとして大きく挙げられますね。
たしかに都内であれば高確率で遭遇する満員電車や、田舎であれば車の通勤ラッシュによる渋滞など出勤によるストレスというのは実際避けたいですよね。
事実、僕もリモートワークでの最大のメリットはこの通勤の手間が省けるところだと思います。
どこでも働ける
どこでも働けるというのも良いですよね。
冬は寒いので南国に、夏は暑いので避暑地にて作業なんて事が可能です。
また、毎日同じオフィスで同じメンツ、代わり映えのない職場にずっと出勤しないと行けないというのは慣れもしますが、やはり少し気苦労があったりするのではないでしょうか?この気苦労が軽減するというのはとても大きいと思います。
休憩の時間が自由。会社では出来ない休憩の仕方が可能。
リモートワークなので他の社員さんなどが物理的に同じ空間にいません。
そのため、休憩をいつ取っていても結果さえ出していれば基本問題ありません。
また、休憩の仕方も人目がないため自由に行えます。
軽く散歩したり、自宅であれば家事を行なったり、大声で歌を歌うことも出来ます。
大体メリットとして挙げられる内容というのは自由という面ですね。
リモートワークのデメリット
気軽に相談しにくい
会社であれば相談相手がどんな状況か視覚的に確認出来ます。
トイレからの帰りや一息ついたところなどを目で確認出来るため、相手が集中してるのかどうかが一目でわかります。
相談する時は相手の状況というのは非常に重要です。機嫌が悪い時に相談しては満足の行く回答が得られない場合があります。
この状況を読み取るのはリモートワークでは難しいです。基本、四六時中オンラインMTG等で繋がることは難しくチャットでのやりとりがベースとなるからです。
チャットでは人のちょっとした機微など推し量ることは難しいです。
自制心がないといけない
仕事というのは楽しい面だけではなく、根気や忍耐が必要な場面というのはどうしても発生します。
こういう時はやはり苦しいもので、楽な方に逃げたくなりがちです。
会社のオフィスであれば、他の人がいるので「他者の目もあるし頑張ろう」と思えたり、少し軽く愚痴をこぼして何とか頑張るということが出来ます。
リモートワークでは基本こういったことが出来ないので、自分だけが頼りとなります。
自身で感情やスケジュールをマネジメント出来ないと結果が出せなくなるのは自明です。
自制が出来ないと結果を出せず、リモートワークを継続することが出来ません。
コミュニケーションが一段と難しくなる
チャットでのやり取りだったり画面越しの会話になるため、その人がいま本当はどういう状態か?というのは感覚的にわからなくなります。
一緒のスペースで働いていると「この人は何となくこういうことを言いたいんだろうな」とか、「今機嫌が悪いんだろうな」というのが感覚レベルでわかったりするものですが、リモートワークではこれが凄く難しいです。
そのため深い信頼関係が築けていなかったりすると、ちょっとした表現の違いだけで誤解が生じてしまったりすることがあります。
電源やWiFiの有無に悩まされる
ずっと家で作業していれば良いのですが、出先などノマド的に働く場合、意外と電源やWiFiの有無に悩まされます。
WiFiがあったとしても電源がなかったり、またその逆も然りというパターンが結構あります。
WiFiも電源に関してもポータブルWiFiやポータブルバッテリーで対処することも可能ですが、コストがかかります。また、ポータブル機器は有限のリソースなどで使い倒すと使えなくなるのでこの配慮も必要となります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
自分なりにパッと思いついた限りでこれぐらいのメリット、デメリットがあります。
今までの自身の傾向性からリモートワークが合うのか合わないのか、メリット、デメリット照らし合わせて判断頂けたらと思います。
基本的には全ての事象は良い面と悪い面の2つの面がセットと考えているので、リモートワークのメリット、デメリットを洗い出した上で本当に自身が望むものなのか考えて頂きたいです。
何事も経験したものしか本当に理解し得ないものです。
この記事が少しでも役に立てたらと思います。