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富士山を須走ルートで登頂し日の出を拝んできました。実際のスケジュールや持ち物、注意点をご紹介します。

富士山で日の出を拝みたいと思い、実際に登山してきました。

普段では味わえない達成感、景観、心地よさを感じられ、経験として良かったです。

しかし、さすがは日本一の山。

色々と苦労も多かったです。

その一つにどういったスケジュールで行けば良いのか?持ち物はどういったものが好ましいのか?を検討するというものがありました。

今回は、こちらを解決したい人向けに本記事を執筆します。

また、僕個人が気付いた注意点も併せて共有出来ればと思います。

前提

  • 登山ルートは須走ルート
  • 登頂日は2018/07/14(土)
  • 筆者は20代後半の男。細身。週末の過ごし方は大体読書やインターネットサーフィンなどのインドアがメイン。

どういったスケジュールとなったか?

スケジュールは以下のような感じとなりました。

2018/07/14(土)

  • 12:35 – 13:35 御殿場駅->須走口5合目 – 【バスで移動】
  • 13:35 – 14:40 高山病予防用に休憩
  • 14:40 – 17:30 須走口5合目->7合目(太陽館)
  • 17:30 – 19:30 夜食(太陽館)
    • 夕食が到着順での案内となり、最後あたりで案内されました。
  • 19:30 – 23:00 睡眠
  • 23:00 – 26:30(2018/07/15 2:30) 7合目(太陽館)->頂上着

2018/07/15(日)

  • 2:30 – 4:30 日の出待機
  • 4:30 – 5:30 日の出拝見
  • 5:30 – 9:00 頂上->5合目
  • 9:45 – 10:40 須走口5合目->御殿場駅  – 【バスで移動】

持ち物はどういったものが必要か?

持ち物に関しては、僕が実際に持っていったものを基準に必要/不必要と感じたものを記載します。

必要なもの

  • リュックサック
    • 雨に濡れても中が濡れないタイプがおすすめです。
  • 軍手2双
    • 登るときにトレッキングポールを使わなかったのですが、岩場を登る場面があり、岩場を掴んだり草木を掴んで体を楽にしていたので重宝しました。
  • ヘッドライト
    • 夜登頂する場合は必須です。足元が全く見えません。他人が照らしている光でなんとかなるだろうと考えてる方は本当に辞めた方が良いです。1歩間違えれば急勾配の坂を転がり落ちてしまうところが普通にあります。
  • 日焼け止め
  • トイレットペーパー
    • ティッシュを持って行かなかったのでティッシュ代わりとして使いました。
  • ゴミ袋45ℓx4
    • ゴミは全部持ち帰りましょう。余談ですが、山小屋で買ったもの(ペットボトルやカップラーメン)に限り山小屋でゴミを受け取ってくれます。
  • 防寒具
    • 富士山頂上で日の出を待っている時、夏でも冬と同じくらい本当に寒い場面があります。僕は上も下もインナーとしてヒートテックを持っていきましたが、厚手のパーカー等も持っていけば良かったと反省してます。
  • 耳栓
    • 山小屋に泊まる場合は耳栓おすすめです。これがないと寝れないレベルでうるさいです。他の人の荷物の整理の音だったり、夕食の呼び出しだったりで何だかんだ寝れません。
  • レインウェア
    • これは絶対に持ってくるのを忘れてはいけません。出来れば通気性が良いものを買いましょう。雨が降らなくても防寒具にもなりますし、使わない場面はありません。防寒具のところでも書きましたが山頂は本気で寒いです。
  • 現金
    • 登って都内に帰るくらいでしたら現金2万円とSuicaさえあれば問題ないです。僕はキャッシュカードやクレジットカードなどを置いていき、ジップロックに現金を入れていきました。
  • ポータブル充電器
    • スマホのバッテリーが途切れるのは色々と辛いので。
  • ボディ/フェイスタオルシート
    • 結構汗かくのでエチケットとして。
  • フェイスタオル
    • 汗を拭く用に使います。日除けや防寒(マフラー代り)にも使えるので一枚持っていって損はないです。
  • エマージェンシーブランケットorサバイバルシート
    • 持って行ってないもので唯一これは確実に欲しいというものですね。山頂は本気で寒いです。防寒具やレインウェアを着込んだとしても吹き付ける風と低い気温でどんどん体温が下がります。僕はこれがなかったのでゴミ袋を風除けとしてましたが、ずっと凍えて震えてました。
  • マスク
    • 山小屋は結構不衛生な感じがしました。鼻がつまりやすい人とかはマスクがあると良いです。僕は寝る時マスクつけました。山頂でも寒すぎるのでマスクをつけていました。
    • ニューバランスのスニーカーで行きましたが、何ら問題ありませんでした。ただ、雨が降らなかったから問題なかっただけで、雨が降りそうなら雨が浸透しないよう防水かつ履き心地の良い靴にした方が良いと思います。大分歩くので、雨で靴が濡れれば最悪のコンディションになるのは間違いないと思います。
  • 簡易医療キット
    • 疲れてふらついて岩場に手がついたり、草木で切り傷が出来たりと外傷する機会が多いです。消毒と絆創膏ぐらいは持って行っても良いかなと思います。

不要なもの

  • サングラス
  • 化粧水、乳液
    • そもそも顔を洗うタイミングがありません。
  • 予備のヘッドライト用電池
    • 電池新品一個あれば余裕で持ちます。ただの重りになりました。
  • 歯磨きセット
    • 歯磨き用の水がありません。ガムなどで代替するようにしましょう。

注意点

リュックサックの中身について

リュックサックの中身は基本的に全て濡れないように袋に入れて置いた方がいいです。

雨が降った時に荷物が濡れることを防げます。

財布について

1000円分ほど小銭を持っていき、それを維持するよう心がけましょう。

トイレは有料です。

お金を投入する場所はお賽銭箱のような形式で、小銭がないと最悪お札を出す羽目になります。もちろんお釣りを取り出すことは出来ません。

食料について

持っていく行動食/飲料は適度な量にして不足したら山小屋で買うスタイルにしましょう。

あまり多く持っていくと重さで体が疲れます。

飲み物は1ℓくらいで、後は全て山小屋で買いましょう。

1合分登る時に大体2つくらいは山小屋があった記憶です。

そこでいくらでも(割高ですが)買えるのでこちらで買うようにしましょう。

山小屋で買ったものに関してはゴミを引き取ってくれるので山小屋で買った飲み物を自分の空の容器に移し替え、ゴミを引き取って貰うと荷物が少なくて済みます。行動食も同様です。

僕の登頂前の行動食はカロリーメイト4ブロック入りx1とウィダーインゼリーx2とソイジョイx3だった気がします。足りなくて山小屋で買いましたが、ちょうど良かった気がします。

緊急時について

電波が届かないことを想定し、怪我をした場合や遭難をした場合、高山病にかかった場合など緊急で確認したい資料をオフラインで見れるようにしておきましょう。

山小屋の予約について

山小屋は余裕を持って予約しましょう。僕の場合3日前で予約を入れましたが、ギリギリ予約出来ました。奇跡です。しかし、予約出来たのは7合目の宿(太陽館)で、8合目の宿は満杯でした。

参考にしたサイト

最後に

登山をして実感したことは

何事も準備の質により、結果が左右されるのだなとということでした。

準備をしっかりしていれば、その分、予測の事態を避けることが出来たり、物品の過不足を防ぐことが出来ます。

結果、本来楽しみたかったことに時間を目一杯使うことができ、充実した体験を得ることができます

本記事を参考に準備をしっかりとした上で、登山を楽しんで頂ければと思います。

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