生きていると色々な人と出会いますよね。
好いてくれる人も嫌ってくる人もその中間の人も。
出会う人が短期間であればどう思われようとすぐ会わなくなるからと我慢も出来ますが、会社や学校、親戚など過ごす時間が多い相手だとどうしても我慢の限界が来たりするものです。
事実、僕も職場で嫌な人がいて、色々悩んだりしました。
しかし、このまま長時間過ごす職場で嫌な人と嫌な時間を過ごすのは嫌だと思い、どうしたら嫌と思わなくなるのか?を考え実践したところ、嫌と思っていた相手のことが気にならなくなり、快適に過ごせるようになったので方法をご紹介します。
対象読者
- 職場や学校、親戚などに嫌いな人がいる。
- 嫌いな人から何か言われるたびに落ち込んだり、むかついたりと反応してしまう。
結論
嫌いだな、嫌だなと思っている相手に感謝をするようにしましょう。
え?と思いますよね?
嫌な人に何か言われたら、むかついたり落ち込んだりするものです。
時には「なぜあんなことを言ってくるのだろう?」と原因を探してみようともします。
しかし、この行動全てがむしろもっと相手を嫌い、嫌がるようになるものなのです。
それはなぜなのでしょうか?
相手に対し執着が生まれてしまう
相手に対し執着が出来てしまうからです。
原因を探ったり、むかつくなどの感情を相手に対し抱くと、感情の記憶が積み重なって次第に反応となり、相手 = 嫌な人という潜在意識が芽生えてしまいます。
潜在意識が芽生えてしまうとどうなるか?
相手を見るだけで以前された行為を思い出し、ビビってしまったり、怒りにかられてしまったりと相手の存在そのものにビクついてしまうようになってしまいます。
事実、僕は職場で嫌な人から他の人には注意しないのに、僕だけ注意されていて「なんで僕だけ注意するんだよ」と怒りながらもまた注意などされないかビクビクしていました。
これでは仕事にも集中出来ず、パフォーマンスも落ちてしまいますよね。
そんな時「もうこの人に対し感情動かされるのは疲れるし嫌だな」と思うようになったのですね。
そこで、どうしたら感情が動かされないようになるか?を考えた結果、感謝をしようと思い立ちました。
感謝をし、相手への執着を手放す
実際に、何か言われるたびに心の中で「注意してくれてありがとう。これで他の人に同じ注意を受けずに済むよ。」などと感謝をしていったら、今まで負の感情が生まれて頭の中が負の感情でいっぱいになっていたのが、すーっと負の感情という霧が晴れて気にならなくなってきたのです。
これがなぜ起きたか分析してみると「ありがとう」ということで脳が相手に対し本当に感謝していると勘違いをしてくれるからではないか?と考えています。
感謝をする相手って基本好きな人かあまり何も思ってない人が対象になりますよね。
嫌いな人にわざわざ「ありがとう」とは中々言わないと思います。
そのため、「ありがとう」ということで相手を嫌いな人カテゴリから外すことが出来るようになります。
嫌いな人カテゴリから外れると何を言われても気にならなくなってくるのですね。
人間って残念なことに自分にとって良いことはあまり覚えておらず、嫌なことを強く覚えているものです。
そこで、「ありがとう」を積極的にいっていくことで色々言われても「嫌なこと」だと認識しなくなるのだと思います。
この状態が続くと、次第に相手への嫌という意識が薄れていき「あれ、あの嫌だと思ってた人のことが気にならないぞ」という状態になれるのですね。
また、この状態になると、自分のことを嫌っていた相手も「僕に何か言っても反応薄いしつまらないな」と嫌なことをしなくなってきます。
感謝は相手の良いところを見つけだすきっかけとなる
相手を嫌な人と認識しなくなる効果の他に相手の良い部分を見つける態度が芽生えてくるという効果もあります。
どういうことかというと、感謝をするには感謝する対象の行動が必要になります。
その時、どうにしかして良いところを見つけようとするものです。
この行為により、嫌だった相手でも「なんだ、こういう良いところもあるんだ」と思えるようになってきます。
そうすると、自分から相手に対し良い働きかけが出来たりもしてきて悪い関係が良い関係に変わっていくということもあります。
ただ、必ず仲良くなる必要はないので、嫌だった人が意識的に嫌じゃなくなるというだけで終わらせても良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
僕自身、人間関係で悩みやすい性格なのでこのメソッドを発見し実践してから負の感情に落ち入りにくくなりました。
ストレスが多い現代社会、普段から負の感情よりも良いことを思い描いて生きていきたいものです。
その助けになればと思います。
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