ライフハックアニメーション【心理学・健康・仕事術の話】チャンネルの「その調子の悪さは小さな怒りが原因かも?【ストレス・心理学・健康】」を見ました。
健康に対してどんな問題があるかという面で参考になりましたし、自分では怒りに対してどういった対応を取っているのだろうと考えるきっかけとなり良い動画でした。
今回は上記動画の概要と僕自身の見解をご紹介したいと思います。
本記事の読者
- 普段からつい許せない事に対して怒ってしまう。
- 言葉や態度に出さないけど脳内で嫌な事や相手に対し文句を考えてしまう。
- 一度怒ることがあると数日頭の中で残ってしまい嫌な感じになってしまう。
- 最近怒りっぽくなってきたと感じる。
動画の概要
まずは動画でどういった内容を紹介しているのか概要をお伝えします。
概要以上の詳細を知りたい方は動画をご覧頂ければと思います。
動画で説明しているのは主に以下となります。
- 怒ることの悪影響について
- 怒ることへの対処法について
以下に記載します。
注意事項
この動画自体も「怒らなければすべて健康 自律神経の乱れが人生をおかしくする」という本を参考にされているようです。
本の内容をわかりやすく説明してくれているという前提のもと、本当に医学的に正しいかはご自身で判断頂ければと思います。
怒りの悪影響について
動画では怒りの悪影響について以下の通り紹介されています。
- 怒ると交感神経が活発になる。
- 気付かないレベルの小さな怒りをずっと感じてしまいがち。
- 小さな怒りをずっと感じてしまうと交感神経が活発のタイミングが増え、副交感神経の出番が減る。
副交感神経の出番が減ると以下の健康上の問題が起きるようです。
- 血液がドロドロになり血行が悪くなる
- 消化管の動きが悪くなり腸内環境が乱れる
- 免疫システムが乱れて風邪をひきやすくなる
- 肉体が酸化して老化が進む
- 寝ても疲れが取れず慢性疲労になる
対処法
対処法は以下のように解説されています。
1. 怒りづらくする
- 体と心は繋がっているため笑顔、姿勢、呼吸に気をつけよう。
- 十分な睡眠時間を持とう。
2. 怒りを早く鎮める
- 1日に一つだけ怒ると決める。
- 怒ることのデメリットを考える。
以上が動画の概要となります。詳しく知りたい方は動画をご視聴頂ければと思います。
怒りの悪影響について
怒ると人間関係的に問題が起きるということは理解していました。
怒ると怒りの対象と同レベルの人になってしまうし、争いは似た者同士でしか起こりません。
たとえ他人に問題があり、怒る真っ当な理由があったとしても、直接怒ることはせず間接的な大人の対応で解決していくのが第三者からみても評価を落とさない方法でしょう。
上記のような人間関係の他に健康的にも問題があるとは考えていませんでした。
ただでさえ怒るという感情を我慢しているのに、健康まで害されてはたまったものじゃありませんよね。
ではどうしたら良いのでしょうか?
怒りへの対処方法
動画では、体と心は密接に関係していると言っています。
これは真実だと思います。
なぜなら仏陀が説いた教えでも同じことを説いているからです。
ヴィパッサナー瞑想という仏陀が悟りを開くときに使用した瞑想は、体に意識を集中し、体とリンクしている感情の執着を冷静に止観し、ただただ観察しようというものです。
これをなぜ行うか?というと、全ては諸行無常だからです。
どんな物事も全ては変わりゆくので、物事に執着せず、ただただ、その感情を抱いていることに注目して変わりゆくのを待てば、自ずと怒りや悲しみなどのタネは消えていくというのです。
少し話が脱線しましたが、心と体はリンクしています。
ここで僕なりのオススメの方法があります。
それは、怒りの感情が湧き出たら小声でも良いので「ありがとう、愛しています」と発するという方法です。
なぜこれを発するのかというと、この言葉は明らかに怒りとは関係なく、とてもポジティブな言葉だからです。
人の心と体はリンクしています。
「ありがとう、愛しています」という言葉を発するだけで脳ではその言葉を発する状況をイメージします。
また、現実で「ありがとう、愛しています」と言えない状況であってもどうにかこじつけて良いポイントを探すように意識が変わります。
すると、怒るような状況であっても「ありがとう、愛しています」にふさわしい状況を自身に作る事が出来ます。
こうなると怒ることとは無縁となり、気持ちが晴れやかになります。
そんな簡単に感情が消えるかな?なんか怪しい宗教みたいで信用出来ない。
そう考える方もいらっしゃるかと思います。
一度試してみてください。
古くから言霊というものが信じられているように、言葉には力があります。
もう少し掘り下げると、万物は振動しており周波数を持っています。
言葉を発すると振動が生まれ、言葉に応じた周波数が生まれます。
その周波数により体が振動し自身の周波数にも影響してきます。
こういう背景からも言葉には力があるということがわかります。
良い言葉には良い効果が、悪い言葉には相応の悪い効果が伴うものです。
怒りの感情に身をまかせ、負の言葉を発するのではなく、良い言葉を発し、良い感情へと移行出来るようにしたいですね。
最後に
僕の意見をまとめますと、動画で紹介している内容にはとても納得しています。
ただ、僕なりの方法を付け加えるとするならば、怒りを感じたら「ありがとう、愛しています」と小声でも良いのでつぶやいてみるということです。
人生は有限です。
自戒の内容ですが、嫌な対象に貴重なあなたの感情や時間を費やしてはいけません。勿体ないです。
怒りの対象に自分を操作させず、自分をポジティブな状態に保てるよう努力すれば健康で楽しく暮らしていけるのではないかと思います。
今回は僕なりの怒りの感情への対処法をお伝えしましたが、別で怒りの感情へ気付く方法も記事にしたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。